フィリピン滞在徹底ガイド

銀行口座を開設する

銀行によって若干の違いはありますが、身分証明となるものが2つ
あれば口座を開設することができます。

 

現実的には、パスポートおよび運転免許証またはACR Iカードが
必要となります。

 

フィリピンの通貨であるペソ、日本円、アメリカドルの口座開設が可能です。

 

 

運転免許証

 

日本の免許証を在フィリピン日本大使館にて翻訳証明を取得する。
翻訳証明を近隣のLTOに持参し、フィリピンでの運転免許証を発行してもらう。

 

ACR Iカード

 

フィリピンに59日以上滞在する場合に取得が義務付けされている外国人登録証。
ビザ更新時に取得できます。ご自身がイミグレーションに行き手続きをすること
も可能ですが、交通費・時間がかかることから、通常は旅行代理店に依頼するこ
とが多いようです。手続き費用プラス500ペソ程度の手数料を払うだけです。
トータルで、8,500ペソ程度かかります。

 

 

銀行では、2種類の口座を持つと良いでしょう。
Saving Account(普通預金)

 

銀行によって異なりますが、3000ペソ程度で口座開設ができます(BPI銀行の
例)。
3000ペソは口座を維持するためのもので、これを下回るとペナルティーとなる
ので、注意が必要です。ATMカードで預金を引き出します。

 

Check Account(当座預金)

 

小切手(Check)のための口座で、自分の小切手にサインをして支払いをします。
コンドミニアムを賃貸する際に、オーナーによってはPDC(Post Dated Check)での
支払いを指定されることがあります。また、多額の現金を持ち歩く必要がないため
持っておくと便利でしょう。

 

インターネット取引の申請

 

口座を開設したら、ついでにインターネットバンキングの手続きをしましょう。
口座を開設した店舗で申請しなければならないので開設後すぐに行うと良いでしょう。
インターネット(ブラウザやスマートフォン)で、各種支払いや振り込みが行えます。
支払いに関しては、自分の名義になっているものだけがインターネットでの支払いが
可能です。コンドミニアムをレンタルしている場合でMeralco(電気代)の名義がユニ
ットのオーナーになっている場合には、支払いができません

 

 


BPIの小切手。チェックアカウント開設時に発行されます。

 

 


BPIインターネットバンキングのログイン画面。サイトはこちらから。

 

 


BDOのスマートフォン画面です

 

お金の引き出し方(シミュレーション)

 

こちらにATMでの引き出し方のシミュレーションがありますので、ご覧ください。

 

フィリピンのATMでお金を引き出す際センタボ(1ペソの100分の1)までが表示
されます。
例えば、1万ペソを引き出す場合は、10000とキー入力しますが、「10,000.00」
(10,000のあとに.00)と表示されることを確認してください。

 


10,000.00と表示されます。