フィリピン留学徹底ガイド

フィリピンへは、無査証(ビザなし)で30日間滞在できます。
21日間と記載されているサイトは情報が更新されていないようです。

 

パスポート
パスポートの有効期間が、滞在期間プラス6ヶ月あること。
→2015年7月に、有効期限が撤廃されました。「入国の時点でパスポートが
有効であれば、入国が可能」となりました。

 

航空券
日本−フィリピン往復航空券(または、帰りのチケットが第3国への航空券)。
片道だけでは入国できません。

 

日本の空港カウンターで「ビザはお持ちですか?」と聞かれることがよくあり
ます。30日間は無査証で入国できることを伝えれば良いです。

 

30日以上滞在する場合の手続き
30日間以上滞在する場合はフィリピン到着後にビザの延長申請を行います。
正確には無査証の期間延長申請となります。
ご自身でイミグレーションに行き手続きをするか旅行代理店に依頼します。
旅行代理店では、500ペソ程度の手数料が別途発生しますが、交通費や手
続きをする時間のことを考慮すると、旅行代理店に依頼するのが良いと思い
ます。
この場合、29日(フィリピン到着後、上記30日プラス29日でトータル
で59日)の延長が可能です。費用としては4,500ペソ程度となります。

 

英語留学でフィリピンに来られる場合は、留学先の学校でビザおよびSSPと
呼ばれる許可証の手続きを行ってくれます(料金に含まれているはずです)。

 

59日以上滞在する場合の手続き
59日以上滞在する場合は、ビザ申請が必要となり、かつACR Iカードと呼
ばれる外国人登録カードの取得が必要となります。
1ヶ月または2ヶ月の申請が可能ですが、費用的に500ペソ程度の違いがあ
るだけですので、2ヶ月の申請をする方が多いようです。
旅行代理店に依頼した場合、8,500ペソ程度となります。

 


ACR Iカード。59日以上滞在する外国人は取得が義務付けられています。

 

6ヶ月以上滞在する場合に必要な書類
6ヶ月以上滞在した場合は、フィリピンからの出国時にECCと呼ばれるクリア
ランスが必要となりますので、ご注意ください。
2014年に新設された制度のようです。
イミグレーションまたは旅行代理店で取得が可能です。
ECCの有効期間は1ヶ月ですので、出国される2週間前くらいに申請を行うと
良いでしょう。
空港の審査官が、国際指名手配されていた韓国人から賄賂をもらい、出国
させたことが問題となったため、ECCを制度化したようです。

 


観光ビザで滞在が6ヶ月経過すると、ATTENTIONのスタンプが押されます。
「出国直前にECCの取得をしてください」の意味です。

 

 


ECCの一部をコピーしたものです。2014年現在、申請料は500ペソ。
申請時は本人がイミグレーションオフィスに行く必要があります。
英語に自信のない方は、旅行代理店にエスコートを依頼された方が
良さそうです。2,500ペソ程度だと思います。

 

 

いずれもビザ延長手続きに関して、認可を受けている旅行代理店に依頼する
必要があります。
過去に偽ビザを発行していたグループがありましたので、要注意です。
Immigrationよりビザ取扱い認可を受けている旅行代理店のリストはこちら

 

 


マニラ空港から出ているエアポートタクシー。
初乗りは70ペソと市中のタクシーより割高ですが、安全面を
考慮してエアポートタクシーを利用するようにしましょう。